◇白梅学園清修は、開設以来4年目を迎えている。昨年中学の学年がそろったところで、学園祭が行われ、今年で2回目の「清修フェスタ」。

◇パンフレット中で、フェスタ実行委員長の廣田さん(4年生)は、
今回の清修フェスタのスローガンは「STEP by STEP」です。去年よりもさらに、またこれからもどんどん進化していくフェスタにしたいという気持ちがこめられたスローガンです。
◇と、ビジョンを語っている。

◇基本は、教科発表。各学年「課題発見→リサーチ→議論→編集→プレゼン」というプロジェクト学習をおこなっているその成果のお披露目である。
1年生 「数学者リサーチ発表」
2年生 「未来予測プログラム」
3年生 「中学校課程修了論文中間発表」
4年生 「EU研修事前研究発表」

◇写真は、4年生の発表風景。11月末にウィンーン→ベルン→ストラスブール→パリなどをフィールドワークに行くそうだ。その事前リサーチから、問題意識の輪郭をつくっていることがわかる発表だった。観光としての部分は光の部分だが、その背景にある戦争と平和、ファシズムの問題、啓蒙思想やフランス革命のルーツ、芸術の精神などについて探っていた。実際に訪れたとき、予想以上に深い問題を感じ取って帰ってくることになるだろう。帰国後論文制作に挑むそうである。
◇EUを選んだのは、白梅学園の建学の精神に結び付くということもあるし、EU圏は要所要所では、英語も通じるということから、あえて英語圏以外を選ばれたようではあるが、本当のところについては、指導の中心である畔上先生は、こう説明してくださった。
「英語の勉強というよりは、日本とヨーロッパの深いつながりや世界の痛みとそれを解決する方法など熟慮するきっかになって欲しいと思います。世界の痛みがわかることから生徒1人ひとりは進路の本当の意味に気づくと確信しています」と。
◇普通だったら、希望者だけとなる欧州研修。スモールサイズの清修だからできる学びのシステムである。

◇もちろん、学びだけではなく、放課後のエリアコラボレーションの紹介(写真は「囲碁」に取り組む清修生)、模擬店、お茶会など遊びの部分も創意工夫されていた。


