◇10月17日と18日、高校生制作による絵本の展示が、共立女子大学の共立祭にて展示された。
◇この絵本は、間もなく引退する中央線のオレンジ色の電車201系をテーマに有志の高校生7人によって制作されたものだ。
◇なぜ絵本か。それは、子どもにもわかる言葉と内容で相手に伝えなくてはならないので、コミュニケーションを考えるには絶好の素材だからだ。

◇しかも、絵本は文字(言葉)と絵から成り立っているので、二つの伝達手段をうまく組みあわせていくことが要求される。単に文章が書ければよいというものではない。
◇いろいろな人への取材と調査の過程で膨大な情報量を得たものの、たったの150字(1ページあたり)に抑え、それに見合った絵を描く。並大抵の編集作業ではできないだろうが、先生の「縁の下の力持ち」的なサポートの上に成し遂げられている。
◇たとえば、取材をするにあたり、下準備として先生が関係者へのアポイントメントや取材場所の確保を行ったり、推敲作業でのアシスト的なサポートも行った。前面に出るのではなく、あくまでも生徒が主体なのだ。

◇鉄道という女性にはちょっと興味を持ちにくいテーマにもかかわらず、フィールドワークを通して世の中の仕組みを学び、また編集作業を通して他人と意見を交わし、受け入れ、一つの作品を作り出していく。こうして、論文指導に力を入れている共立女子中学高等学校にダイナミズムが加わっていくのだろう。
◇制作された絵本『オレンジ電車おぼえてる?』は、智慧の実netで、公開されている。高校生が制作した絵本を実際に見ることができる。(こちらから)
(※メイキングビデオも近日中に公開される予定)
◇先週の10月17日と18日に行われた共立祭(中学・高校)は、インフルエンザ予防のため、一般公開とならなかったが、11月7日と11月28日には学校説明会がある。共立女子の雰囲気を垣間見てはどうだろうか。

