◇本日(090914)、かえつ有明中学校は、学校説明会と授業見学会を開催しました。説明会では、嘉悦克校長が、かえつ有明の歴史的意義と未来の地球を守る人材を輩出するかえつの教育力に自信を示しました。
◇それをうけて、石川一郎教頭は、かえつ有明の教育の二つのベクトルを説明。進路先を保障する勉強と骨太の思考力を育成する学びの有効性について語りました。
◇その学びは、特にかえつ独自教科として位置づけられている「サイエンス」の新たな戦略に象徴されています。サイエンス科の主任の山田英雄先生は、「自然科学と人文科学」、「知識と知性」、「情報と思考」、「情報収集と情報編集」、「一般教室と図書館ドルフィン」、「大学入試と大学入試後」といったそれぞれの2極点を螺旋的に統合し、「よりよく生きる術を身につける」ことがサイエンスの目的であると熱弁をふるわれました。
◇山田先生はアメリカの大学院で研究してきただけあって、学びの方法論はプラグマティックで、子どもの知性の成長過程を、2極点の葛藤とその統合の連続という形で考えているようです。日本の教育の限界を超えるイノベーションがここにはあります。
◇そのようなことを思いめぐらしながら、授業見学に足を運ぶと、一般教室では各教科の授業とドルフィンでサイエンス科の授業が行われていました。石川教頭が説明した勉強と学びの両方が実践されていたわけです。

◇帰り際に嘉悦校長と短い対話のチャンスをいただきました。「エコロジーを、学びや思想、政治や経済においてきちんと形にする教育に間違いはないし、それだけではなく、実際に学校施設そのものもエコロジーを考えるモデルにしなくてはならない。自治体とは上下水道の新しいエコ環境技術を校舎に導入する協力もしています。エコロジーを学ぶだけではなく、エコロジーの学びを通して未来の子どもの生活を考えるのですよ。」と。
◇なるほどその徹底ぶりは、入試問題にも反映されています。かえつ有明の教育イノベーションは注目にあたいします。

